●タッチタイピングに挑戦!


 キーボードを見ながら入力していると、指もせいぜい2〜4本市か使わず、いつまでたっても素早く入力することができません。
 視力が落ちてくる前にタッチタイピングを習得しましょう。素早く入力できるだけでなく、思考を中断することがないので考えることに集中できるようになります。
 各キーの指使いの基本について説明します。しかし、これに限らず自分で打ちやすい方法でOKです。

■ホームポジション

 キーボードのfとjキーにポッチが付いています。ここに左右の人指し指を載せます。そして、中指、薬指、小指を揃えて横一列にキーボードにのせると、左の小指から右側にasdfjkl;とキーの上に指が載ります。これがホームポジションです。
 何かキーを押した後はこのホームポジションに戻って次のキー入力にそなえます。慣れてくると指がキーの方向と距離を覚えて自動的に伸びるようになります。


■キーボードに目印を付ける

 ノートパソコンではキーの感覚が狭いので、この他にもよく使うキーや目印になるキーに凸点シールを貼り付けて分かりやすくする方法があります。お勧めは、よく使う Tab Altキーや、目印になるF4 F8 F12キーなどです。
 凸点シールは日点のわくわく用具ショップで販売していますが点字シールでもOKです。また、百円ショップやホームセンターに流用できるシールもあります。

 日点わくわく用具ショップ http://yougu.nittento.or.jp/

■英字キー

 A:左手、小指のホームポジション
 B:左手、人差し指を右下にやや大きく下げる。
 C:左手、中指を右下に下げる。
 D:左手、中指のホームポジション。
 E:左手、中指を左上に伸ばす。
 F:左手、人差し指のホームポジション。
 G:左手、人差し指の右隣。
 H:右手、人差し指の左隣。
 I:右手、中指を上に伸ばす。
 J:右手、人差し指のホームポジション。
 K:右手、中指のホームポジション。
 L:右手、薬指のホームポジション。
 M:右手、人差し指を右下に引く。
 N:右手、人差し指を左下に下ろす。
 O:右手、薬指を左上に伸ばす。
 P:右手、小指を左上に伸ばす。
 Q:左手、小指を左上に上げる。
 R:左手、人差し指を左上に上げる。
 S:左手、薬指のホームポジション。
 T:左手、人差し指を右上に伸ばす。
 U:右手、人差し指を上に伸ばす。
 V:左手、人差し指を手前に引く。
 X:左手、薬指を右下に下げる。
 Y:右手、人差し指を左上に大きく伸ばす。
 Z:左手、小指を右下に下ろす。

■数字などの周辺キー

 1:左手、小指を左上に2段伸ばす。
 2:左手、薬指を左上に2段伸ばす。
 3:左手、中指を左上に2段伸ばす。
 4:左手、人差し指を左上に2段伸ばす。
 5:左手、中指を右上に2段伸ばす。
 6:左手、人差し指を右上に2段伸ばす。
 7:右手、人差し指を左上に2段伸ばす。
 8:右手、中指を左上に2段伸ばす。
 9:右手、薬指を左上に2段伸ばす。
 0:右手、小指を左上に2段伸ばす。

 ー:右手、薬指を右上に2段伸ばす。
 ^:右手、小指を右上に2段伸ばす。
 ¥:^の右隣。バックスペースの左隣。(¥はもう一箇所あります。)
 @:右手、小指を右上に上げる。
 ;:右手小指のホームポジション。
 、(テン):右手、薬指を左下に下ろす。
 。(マル):右手、小指を左下に下ろす。
 ・:右手、小指を右下に下ろす。
 ¥:右手、小指を右下に下ろす。
 「:右手、小指、エンターキー上部の左隣。
 」:右手、小指、エンターキー下部の左隣。

注意:
 、。・「」は、日本語変換ソフトの機能です。日本語オフでは、
 ,./[]になります。

■シフトキーで切り替わるキー

 英字キー:小文字と大文字が切り替わります。
 数字キーなど
 1:!感嘆符
 2:”トジダブルコーテーション
 3:#
 4:$
 5:%
 6:&
 7:’トジシングルコーテーション
 8:( 開き括弧
 9:) 閉じ括弧
 0:〜
 ー:=
 ^:〜
 ¥:|
 @:` アクサングラーブ
 ;:+
 ::*
 、:<
 。:>
 ・:?
 ¥:_アンダーライン(これは、・とシフトとの間のキーです)
 「:{ 開き中括弧
 」:} 閉じ中括弧