第15回 2019年 11月
iPhoneには落としたiPhoneの位置を地図で表示したり音を鳴らしたりして場所を知らせる機能があります。大変便利な機能ですが、事前に設定しておかなければならないことがありますので、ここでご紹介します。
●事前準備
1.「iPhoneを探す」をONにする
[設定]→[ID(自分の名前)]→[iCloud(アイクラウド)]→[iPhoneを探す]
ここで「iPhoneを探す」と、「最後の位置情報を送信」をONにします。
2.位置情報サービスをONにする
[設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス]
「位置情報を共有」をONにします。(ファミリーなどすでに共有している相手がある場合は表示されます。)
●iPhoneから「iPhoneを探す」の利用方法
1.例えば友人のiPhoneから「iPhoneを探す」を実行します。
2.探している自分のiPhoneのIDとパスワードを入力します。
→そのIDでiCloudにログインしているデバイスが表示されます。
目的のiPhoneをタップするとiPhoneのある場所が地図に表示されます。
あるいは最後にオンラインだった場所が表示されます。
3.アクションを選択します。
画面下のアクションを実行すると以下の操作を行うことができます。
@サウンドを再生
探しているiPhoneから大きな音を鳴らして場所を知らせます。
A紛失モード
リモートでiPhoneの機能制限をかけ個人情報へのアクセスを防ぐことができます。また、ロック画面にこちらの電話番号やメッセージを表示することができます。
例)「このiPhoneを拾った人は○○○まで電話してください。」など
BiPhoneを消去
どうしても見つからない場合や盗難が確定的なときは、すべてのデータを削除することができます。もし見つかったらバックアップからデータを復元することもできます。そのためにも、日頃からバックアップはこまめにとりましょう。
※iOSのバージョンによって操作が多少異なります。iOS13からは「iPhoneを探す」と「友達を探す」が「探す」アプリに統合されています。iPhoneの電源が切られている場合や、ネットに接続していない場合は操作することができません。
●パソコンからiPhoneを探す
1.iCloudにサインインします。
iCloudアプリがインストールされている場合は「iPhoneを探す」を実行します。インストールされていなければ、インターネットエクスプローラーなどのブラウザを起動し、「iCloud」を検索します。検索結果から「Sign in to iCloud」を開きます。AppleIDとパスワードでサインインします。
2.「iPhoneを探す」を実行します。
3.もう一度パスワードを入力します。
4.画面上部の「すべてのデバイス」を実行します。
5.共有されているデバイスが表示されるので、探しているiPhoneを選択します。
→iPhoneの場所が地図に表示されます。
→音を鳴らしたり、紛失モードにしたり、データを消去するメニューが表示されます。
【参考】
出先で友人のiPhoneで自分のiPhoneを探すにしてもパスワードまで覚えていないことが多いと思います。そういうときのために、あらかじめファミリー共有を設定しておくと、家族のiPhoneから「iPhoneを探す」を実行してもらうことができます。
ファミリー共有は、iTunesやApple Books、AppStoreで購入したコンテンツやストレージプランを家族で共有できるものですが、家族のデバイスを探すこともできます。
利用方法は、[設定]→[ID]→[ファミリー共有]と進んで、「さあはじめよう」からグループを作成し、家族を招待します。
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