第8回 2018年 2月
●ご存知ですか?「スマートスピーカー」
昨年後半、次々に発売された“スマートスピーカー”テレビCMで話しかけている姿をご覧になった方も多いと思います。
スマートスピーカーとは、話しかけた言葉を音声アシスタントが解析してその内容に応じた返事を返してくれたり、家電などの操作をしてくれるものです。例えば「今日の天気を教えて?」と言えば天気予報を読み上げてくれ、「リラックスできる音楽を流して」と言えばお好みの音楽を流してくれます(音楽配信サービスの契約が必要です)。
こう聞くと「あれ“shiri”と同じじゃない」と思うかも知れませんが、まさしく shiriは音声アシスタントなんです。でもスマートホンと大きく違うのは、手での操作が全く必要ないということです。(AIアシスタントはインターネット上にあるので、WIFIなどネット環境が必要です。)
●何ができるの?
音声アシスタントはAIアシスタントとも呼ばれ、人工知能を利用して言葉を解析し、内容に応じた返事・アクションを返すものです。人工知能なので、多くの人が使い込むほどに賢くなると言われています。また、個人の声を判別してその人に応じたリアクションもできる用になるようです。
スマートスピーカーの一番の特徴は、パソコンやスマホのように手を使わずに声で操作できるところにあります。料理注で手が濡れていても、何か仕事しながらでも声で命令することができます。
音声アシスタントの種類や製品によって異なりますが、概ね以下のようなことができます。
アラームやタイマーをセットする。スケジュールを登録・確認する。
ネット検索して情報を取得する。天気予報を調べる、辞書を引く、ニュースを読み上げる、ラジオ放送を流す。対応サービスを利用して好みの音楽を流す、テレビでネット動画や映画を再生する。
また、対応製品はまだ少ないですが、証明やエアコン、ロボット掃除機、その他家電の操作ができる用になると言われています。
スマホと同様に機能を追加してできることが拡張されるようです。
●音声アシスタントと製品
代表的な音声アシスタントとスマートスピーカーには以下のものがあり、今後様々な機器が開発されると言われています。
1.Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)
製品:アマゾンエコー、オンキョーのP3、
2.Google Assistant(グーグルアシスタント)
製品:グーグルホーム、オンキョー(ONKYO)のG3、
ソニーのLFーSS50G、JBLのLINKなど。
3.LINE Clova(ライン クローバ)
製品:ラインのクローバ
4.Microsoft Cortana(マイクロソフト コルタナ)
製品なし。
5.Apple Siri(アップル シリ)
製品:HomePod(ホームポッド)発売間近?
気になるお値段ですが、安価なものは6000円くらい、上位機種で14000円から高音質モデルは3万円を越えるようです。まだまだこれから成長が見込まれるスマートスピーカー、あなたも1台いかがですか?
写真の説明
左:Google Home 右:Amazon Echo