●iPhoneの歩行支援アプリを試してみました


●GoogleMap(グーグルマップ)

 地図アプリの定番ソフト。目的地までのルート検索、地図表示やおなじみのストリートビューだけでなく、お店などの口コミを登録したり閲覧することもできる多機能アプリです。カーナビや徒歩ナビとして使っている人も多いことでしょう。
 そこで、音声環境での利用状態を画面録画しましたので、参考にご覧下さい。
 ご注意 動画の音声が大きいので再生前に音量を絞ってください。

◆自宅で目的地までの経路をプレビューしているところ
 プレビュー動画 55MB

◆実際に道路を歩いているところ
  (風きり音が大きくて聞き取りにくいですがご了承ください。)

 ナレーションしながら歩いている動画、風が強くて聞き取りにくいです。 620MB

  こちらはナレーションなし、スマホの音のみです。 598MB

●Microsoft soundSCAPE

 soundSCAPEは目的地や施設、道路の方向を立体音響で伝えてくれます。左にあるものは左から、右前方にあるものは右前方から聞こえてきます。
 そのため、両耳イヤホンの使用が前提となります。屋外では自動車などの通行にも気をつけなければならないので、耳をふさがないイヤホン、ヘッドホンを使用する必要があります。

  サウンドスケープ、ナレーションあり、風きりオンが大きいです。 620MB

  サウンドスケープ、ナレーションなしです。 706MB

●信号認識アプリ『OKO』ただし現在は開発中

 私たちの外出で最も危険が潜んでいるのが交差点です。 音響式信号機は便利ですがほとんどの信号機には付けられていません。どうして跡づけの装置なのか理解できません。必要だから信号機が付いているとしたら私たちにも間違いなく必要なのですから。
 そこで多くの人が信号の状態を識別する装置の開発を試みてきましたが、誤認識による事故の重大さがネックとなって未だ実用化されていません。
 ここでご紹介するOKOはベルギーとオランダで正式にリリースされていますが、日本を含め他の国ではベータテスターを募集している開発途上版です。2022ねん6月には日本語に対応しました。AIの識別性能向上に協力しようという方は以下のサイトをご覧下さい。
 ただし、アプリの認識精度は100%ではありません。開発中で信号機の画像を収集している状況であることを理解し、交差点の横断にはアプリに頼ることなく充分に注意をはらって下さい。

◆ベータテスターを募集しているiOSアプリ、信号の色を識別してくれる「OKO」
  https://note.com/voice_of_i/n/n1c6821615cfa

◆OKOを使ってみました
 アプリが信号を認識すると、赤ではトンッ、トンッ、トンッと間隔の開いた音。青ではトントントンと短い間隔の音が鳴ります。同時に画面には赤の時は赤い背景に白い文字で赤と、青の時は緑の背景に緑と表示されます(画面の色を反転していると異なります)。
 音が大きいのでボリュームを絞って再生して下さい。

 ・OKOアプリの内容を確認しているところ。88MB
 ・交差点で使用しているところ(461MB)

●高度化Pics対応『信GOアプリ』

 こちらは、警察庁が推進するアプリ。Bluetooth電波を受信してスマホから歩行者用信号機の状態を音声と振動で知らせます。
   バックグラウンドでは動作しないためアプリ画面の動画となります。今回画面収録して分かりましたが、画面には「○○通り沿い方向」と「○○通り横断方向」などと横断方向を示す文字と信号機のアニメーションが表示されていました。
iPhoneの画面表示色を反転しているため信号の色も反転しています。またアプリのガイドスピードが速かったかも知れません、ご容赦ください。

 ・交差点で使用しているところ(18.4MB)