●アイフェスタのあゆみ

 一般の視覚障害者を対象にした補装具、日常生活用具、便利グッズを一堂に展示した展示会は開催されておりませんでした。特定の団体の会員を対象に小規模な展示会は開催されていましたが、1997年秋に大阪で日本網膜色素変性症協会(JRPS)近畿支部と弱視者問題研究会(弱問研)の共催で30企業が出展して大規模な機器展示会が開催されました。関東地区でもこのような展示会を開催すべく準備を進め1999年、JRPS神奈川支部主催で32企業・団体が出展しての視覚障害者総合福祉機器展を開催しました。参加者から継続しての開催要望が多く寄せられその後もほぼ隔年開催しています。

 アイフェスタの名称は、JRPSの各地の支部で開催されるようになったこと、相談会や交流会が併設されるようになった2000年のJRPS本部が日本青年館で開催した展示会からアイフェスタの名称がつけられました。

●JRPS神奈川支部のアイフェスタの履歴

1.1999年(平成11年)3月13日(土)
  視覚障害者総合福祉機器展
  横浜ラポール 1F ラポールシアター
  出展企業・団体:32社・団体
  入場者数:約350名

2.2000年(平成12年)3月12日(日)
  第二回視覚障害者総合福祉機器展
  ウイリング横浜 5F 12F
  出展企業・団体:36社・団体
  入場者数:約700名

3.2002年(平成14年)3月9日(日)
  アイフェスタin横浜 視覚障害者総合福祉機器展示会
  ウイリング横浜 9F(相談室)12F(機器展示)
  出展企業:44社
  入場者数:約600名

4.2004年(平成16年)12月12日(日)
  アイフェスタ2004in横浜 視聴覚障害者福祉機器展
  ウイリング横浜 9F 12F
  出展企業:40社
  相談ブース:医療相談、日常生活相談、パソコン相談、ユース相談、聴覚相談
  入場者数:約700名(延べ人数)

5.2006年(平成18年)11月5日(日)
  アイフェスタin横浜2006 視聴覚障害者総合福祉機器展&総合相談会
  かながわ県民センター
  1F 展示場にて視聴覚障害者総合福祉機器展
  3F 医療相談会、各種相談会
  4F 自立支援法の説明会(午前中)
  出展企業:26社
  入場者数:850名(延べ人数)

6.2008年(平成20年)2月10日(日) プレスリリース
  第六回アイフェスタin横浜 視聴覚障害者総合福祉機器展&総合相談会
  かながわ県民センター
  1F 展示場にて視聴覚障害者総合福祉機器展
  7F 医療相談会、日常生活相談会、盲導犬体験教室
  6F・7F 患者交流会、若者の交流会、視聴覚両方に障害のあるアッシャー症候群患者の交流会
  出展企業:30社(+2団体) 出展企業リスト
  入場者数:約1,200名

7.2008年(平成20年)9月7日(日) プレスリリース
  アイフェスタin横浜2008 視聴覚障害者総合福祉機器展&総合相談会
  かながわ県民センター
  1F 展示場にて視聴覚障害者総合福祉機器展
     出展企業:29社・団体(28企業、1団体) 出展企業リスト
  7F 医療相談会、日常生活相談会、就労相談会、パソコン相談会、
     子供相談会、聴力測定・相談コーナー、患者交流会
     入場者数:約600名
    ※相談会・交流会の事業は、「NHK歳末たすけあい」の配分金を受けて実施。