印刷された文字や手書きの文字が読めるほど見えない人が使う触覚でわかる文字です。横2列、縦3列の、合計6つの点の組み合わせで文字を表します。
点字は一般的にはカナだけです。他に数字や英字や記号のしるしもあります。
漢字は「漢点字」や「六点漢字」が考案されましたが、一般的ではありません。
点字は表音文字で、日本の漢字のように表意文字ではありません。
例えば、「駅へ行く」でしたら点字では「エキエ イク」、「王様(おうさま)」でしたら点字では「オーサマ」と、表します。
最近ではユニバーサルデザインといって誰もが使いやすい製品づくりが盛んになってきて、家電製品に展示表記があるものが増えてきたり駅の券売機や手すりなどに転じ表示がつけられているところが多くなってきましたので、皆さんもどこかで点字を目にしたことがあるのではないでしょうか。
◆関連リンク点字の歴史