●Windows7の画面デザインを変更して見やすくする


 Windows7 の画面のデザイン。文字の大きさや色、背景の色を変更して見やすく読みやすくする設定をご紹介します。

個人設定から視覚効果を変更する

1.デスクトップを右クリックして現れるコンテキストメニューから、一番下の「個人設定」を実行します。(コントロールパネルから個人設定を起動することもできます。)

2.個人設定のウインドウが開きます。

右クリックしてメニューが現れたところ。 個人設定ダイアログが開いたところ。

  このウインドウにはデスクトップの背景やウインドウの色などをあらかじめ設定してある「テーマ」がいくつか準備されています。それぞれのテーマを選択することによりそのデザインやサウンドが適用されますので自分のよく使うアプリケーションを起動して見え方を確認し好みのテーマに変更して下さい。

 テーマは上段から「Aeroテーマ」「ベーシックとハイコントラスト」に大きく分かれており、Aeroテーマではウインドウの半透明化やマウスジェスチャでウインドウを操作する機能などが使えます。

 ベーシックとハイコントラストでは視覚効果が限定されますが、パソコンに掛かる負荷は軽くなります。白黒反転のハイコントラストはここにあります。

ハイコントラスト#1を選んで白黒反転になったところ。

3.選んだテーマを更に細かく自分好みにする。
 テーマの一覧の下には、「デスクトップの背景」「ウインドウの色」「サウンド」「スクリーンセーバー」を変更するリンクがあります。それぞれお好みで変更して下さい。

 ハイコントラストを選びウインドウの色の変更を実行するとウインドウズクラッシックスタイルでおなじみの「ウインドウの色とデザイン」が開きます。ここではウインドウのタイトルバー、メニュー、作業領域の文字の大きさや色、背景の色など細かく設定を変更することができます。

4.自分のテーマを保存する
  デザインや背景、スクリーンセーバーなどを変更して好みの状態になったらマイテーマとして保存します。先程のテーマ一覧の一番上のマイテーマに「未保存のテーマ」として現在の設定が保存されています。「テーマの保存」を実行して分かりやすい名前を付けて保存しておきましょう。

 保存後再び設定を変更した場合は名前を付けたテーマの横に「未保存のテーマ」が再び現れます、別名を付けて保存することもできます。

5.おまけ
  この個人設定ウインドウの左側には「マウスポインターの変更」「ディスプレイ」「コンピュータの簡単操作センター」などへのリンクがあります。
 マウスポインターの変更を実行すると「マウスのプロパティー」が開き、マウスポインターのデザインや大きさを変更したり、軌跡を表示して見失いにくくすることができます。また、見失ったときにコントロールキーを押すと円が現れて見つけやすくする設定もあります。

 ディスプレイを実行すると解像度の変更ができます。文字の大きさ、小・中・大がラジオボタンで変更できるようになっています。画面表示全体の大きさが変わり文字も大きくなりますが表示される範囲(情報量)は小さくなります。

 コンピュータの簡単操作センターには色々なツールが準備されています。画面を拡大して見やすくする「拡大鏡」もここから設定することができます。