JRPS神奈川 会報第89号 テキスト版 (表紙) 1971年8月7日 第三種郵便物認可(毎月6回 1の日・6の日発行) 2018年11月17日発行SSKA増刊通巻第9780号 SSKA あぁるぴぃ第89号 KANAGAWA 2018 Winter第89号 私たち自身で治療法の確立と生活の質の向上を目指す JRPS神奈川 **この会報紙は「NHK歳末たすけあい」の配分金により作成しています。** (表紙終わり)         (10月20日に開催された防災セミナーの写真を掲載しています。) ■第89号 目次 【巻頭言】   2 会長就任の挨拶 【JRPS神奈川の活動】   3 総合カレンダー 【開催予定】   4 JRPS新理事長 佐々木裕二氏特別講演会   5 「アイフェスタ2019 in横浜」(概要)   5 大胡田 亜矢子氏講演会(概要)   6 平成30年度 横浜市中区難病講演会   8 カラオケ交流会 【ご報告】   9 視覚障害者向け防災セミナー  10 網膜色素変性症「患者のつどい」  13 地区交流会(一部次回開催予定含む)  14 難病(網膜色素変性症)講演会  18 iPad ・iPhone講座  18 関東甲信越地区リーダー研修会 【情報コーナー】  21 盲導犬歩行体験会のご案内  22 第2回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール開催のお知らせ  24 神奈川難病連主催「医療講演会」のお知らせ  25 特定医療費(指定難病)医療受給者証受給者数(網膜色素変性症)  27 「サキサキ先生の簡単パソコン活用講座(11)  29 ちょっと話してみませんか?(ピア相談のご案内)  30 読書の薦め 【投稿コーナー】  31 視覚障害者になってからの私の読書  36 みんなの川柳・俳句・短歌・詩  40 ウッチャンの落書きストーリー ■巻頭言  会長就任の挨拶                     会長  阿部 直之  川崎市高津区の阿部直之です。今年50歳となり、節目の年に会長を拝命いたしました。  先般9月に、我が母校、T大学付属S高校の同窓会がありました。50歳を迎える同窓に対して「ホームカミングデー」と称し て毎年行われる行事で、今年は私がそれに該当する年となりました。私は、その会に勇気を出して白杖を持って参加しました。 もちろん、だいぶ目が見えなくなってきていたので、白杖をついて行動しないと危ないこともありますが、白杖を持つことによ って自分は目が不自由であることをアピールする、みんなに何かを感じてもらうという啓発の意味も込めて、それが会長として の自覚というかミッションと考えたからです。同窓会では講堂の檀上にクラス毎で上がり紹介されるシーンがありましたが、隣 の女性に誘導してもらい、スムーズに段差等移動することができました。その他会場の移動も旧友に介助してもらいました。懐 かしい顔に会うたびに、「阿部、大丈夫か?」と声をかけられました。そして、緑内障で片方の視力を失ってしまったという女 性が、私が白杖をついている姿を見て、「勇気を与えられた、私も頑張らなくては」と言ってくれました。私は微力ながらもミ ッションを果たせたかなと感じました。  さて、我が神奈川はおととし20周年を迎え、その時にJRPSの存在・理念・活動内容などを、患者・行政等関係者に広くア ピールするとともに、行政・関連団体等との関係を強化し、また現会員に対しては、JRPSの理念を確認するとともに、参加 意識、帰属意識を醸成させることを誓いました。JRPSの理念とは、「私たち自身で治療法の確立とQOL(生活の質)の向 上を目指す」ですね。これをさらに進めていきたいと考えています。  まず、治療法確立について。まもなくRPに対する治験が始まろうとしています。今までは先生方の研究を外から応援する立場 にいましたが、これからは被験者として治験に関わる、あるいは被験者でなくても治験について考える機会が増えていきます。 この治療法が成功するためにはどうしたらいいのか。みなさんがそれぞれの立場で考える必要があるのです。私は本部の研究推 進委員会(wings)にも携わっているので、その立場からも神奈川の皆さんに啓発していきたいと考えております。そして 我々のQOL向上について。白杖講習会など、身体的なスキル向上などは従来も取り組んでいますが、今後はピア相談なども充 実させ、患者のみなさんの心の質向上を目指していきたいと思います。  いずれにしましても、皆さん各々が、自らの手で治療法確立とQOL向上に関わってもらえるような活動を目指して行きますの で、どんどん外に出て積極的に会に参加してもらえると嬉しいです。宜しくお願いいたします。 <JRPS神奈川の活動>                     ■総合カレンダー ◆12月予定  12月 1日(土)※カラオケ交流会 上大岡 12時〜16時  12月 9日(日)※盲導犬歩行体験会 県民センター301会議室 11時〜13時  12月 9日(日)※JRPS新理事長 佐々木裕二氏特別講演会            県民センター301会議室 13時30分〜15時30分 ◆2019年1月予定   1月13日(日) ミニ集会 県民センター710 12時〜 ◆2月予定   2月10日(日) ミニ集会 県民センター709 12時〜   2月11日(月祝)※神奈川難病連「医療講演会」 県民センター 13時〜   2月22日(金)※横浜市中区難病講演会 中区役所            本館7階702・703・704会議室 10時〜12時   2月24日(日) 会報発送作業 県民センター 10時〜(印刷は9時〜) ◆3月予定   3月 2日(土) ※カラオケ交流会 上大岡 12時〜16時   3月17日(日) ミニ集会 県民センター710 12時〜   3月24日(日)※県央地区交流会 ユニコムプラザさがみはら 11時30分   3月31日(日)※大胡田 亜矢子氏講演会             横浜市健康福祉総合センター  13時開場予定 ◆4月予定   4月14日(日)※アイフェスタ2019 in 横浜             神奈川県ライトセンター 10時〜15時   ※この印の項目は記事が掲載されています。 ●(ご注意)3月〜4月の行事予定の詳細は、次号にてお知らせ致します。 ◆ミニ集会及び会報発送作業の会場  ミニ集会及び会報発送作業は、通常かながわ県民センター(TEL:045−312−1121)で開催します。  横浜駅西口からヨドバシカメラのビルに向かって進み、その手前の横断歩道を渡ったら、右に曲がります。100m程進んで、 高速道路の先の信号のある交差点の左角の建物です。点字ブロックが駅から敷設されています。  ※かながわ県民活動サポートセンターは、かながわ県民センター内にあります。 ■JRPS新理事長 佐々木 裕二氏 特別講演会 開催時間の変更及び慰労会のお知らせ                     役員  内田 知  前号でお知らせしました新理事長 佐々木さんの講演会ですが、諸事情によって開催時間を30分遅らせて催す事になりました 。下記にて、変更しました開催時間を記します。  出席を予定していた皆様には、ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程、宜しくお願い致します。   開催日 :平成30年12月9日(日)   講演時間:13時30分〜15時30分   会場  :かながわ県民センター 3階(301会議室) (お願い)  この講演会は、JRPSの関係者・患者会員のための催しです。定員を超えた来場者となった場合は、ガイドヘルパー等、会員 に付き添ってこられた方には恐縮ですが、講演会終了まで3階ロビーにてお待ちいただく場合がございます。  また、講演会終了後、佐々木さんを慰労する会を催します。申込制なので、ご参加いただける方は、下記をご確認いただき、お 申し込みください。  ◆慰労会のご案内   時間:16時〜18時   会場:「鳥良」横浜西口店 堀ごたつ個室   会費:4,000円 2時間飲み放題コース   定員:40名 ※定員になり次第締め切りとなります   申し込み締め切り:12月2日(日)   申し込み先 伊藤e-mail:**********         伊藤携帯:**********(19時以降) **この講演会は「NHK歳末たすけあい」の配分金により開催します。**     ■『アイフェスタ2019in横浜』日程決定のお知らせ 〜視覚障害者総合福祉機器展〜                      役員  今村 伸也  隔年に開催しているアイフェスタを来年も4月に行うことになりました。  見えない・見えづらいを補い、生活を便利に快適にする製品・サービスが一堂に会します。  詳細は、会報誌90号(2月発行)でご案内しますので、是非皆様のスケジュールに入れて戴きたく、宜しくお願い致します。  日時:平成31年4月14日(日) 10時〜15時  会場:神奈川県ライトセンター       横浜市旭区二俣川 1−80−2 ■大胡田 亜矢子氏講演会のお知らせ 〜若いカップル、子育て中のご夫婦で是非ご参加を!!〜                     役員  佐藤 孝  4年ほど前にJRPS神奈川の講演会で講演していただいた、全盲の弁護士大胡田誠さんの奥様で、ソプラノ歌手として活躍さ れている全盲の大胡田亜矢子さんをお迎えし、講演会を開催いたします。  大胡田ご夫婦については、全盲のハンディを抱えての結婚・子育て・仕事の日常生活を題材にテレビドラマ化されたことは、多 くの方がご存知だと思います。  講演では、夢を叶えるための秘訣や困難の乗り越え方、子育ての方針や将来の夢について語っていただきたいと考えています。  まだ先の講演会ですが、皆様のスケジュールに加えていただければありがたいです。詳細については会報誌90号(2月発行) でお知らせいたします。   ◆講演開催日時:平成31年3月31日(日曜日) 13時開場予定   ◆講演会場  ;横浜市健康福祉総合センター 8階会議室(108人収容)   ◆会場への交通アクセス:JR根岸線(京浜東北線)「桜木町駅」南口下車               徒歩5分               横浜市営地下鉄「桜木町駅」下車 徒歩6分 ■平成30年度 横浜市中区難病講演会  (網膜色素変性症)開催のお知らせ                     役員  溝田 隆之  保健所で開催する網膜色素変性症の講演会のお知らせ(予告)です。  専門医による講演があり、その後の交流会には本会役員が相談員として参加します。福祉機器の展示もあります。  申込制・先着順ですので参加希望の方は、窓口までお問合せ下さい。(定員になり次第終了します)   【日時】  平成31年2月22日(金)10時〜12時         受付開始:9時30分〜   【内容】 1.医師による講演            北鎌倉眼科 院長 西尾 佳晃(にしお よしあき)先生        2.患者会紹介・福祉機器体験会          神奈川県網膜色素変性症協会(JRPS神奈川)          ※講演会前後に福祉機器の体験ができます。          福祉機器体験(9時30分〜10時と12時〜12時30分)   【会場】   横浜市中区役所 本館7階 702・703・704会議室   【定員】   市内在住の患者様・ご家族様など 50人   【申込】   申込開始:平成31年1月11日(金)より          受付時間:午前9時〜午後5時    ◆申込・問合せ先      下記申込先へ電話またはFAXでお申し込みください。      横浜市中福祉保健センター高齢・障害支援課 障害者支援担当       TEL:045−224−8347       FAX:045−224−8159       ※お名前、ご住所、電話番号、参加人数をお知らせください。      <中区役所 庁舎案内>    【所在地】 〒231-9921 横浜市中区日本大通35番地    【アクセス】       ・JR関内駅(南口)より徒歩7分       ・市営地下鉄関内駅(1番出口)より徒歩7分       ・みなとみらい線日本大通り駅(3番出口)より徒歩4分     *駐車場に限りがありますので、出来るだけ公共交通機関をご利用ください。 ■♪カラオケ交流会からのお知らせ♪(12月・3月開催)  このたび、16年間に及ぶ「カラオケ交流会」を担って参りました渡邊千登世と高木貞子は、12月を持ちましてその役目を退 くことになりました。これまでご支援、ご協力を賜りました皆様に心より厚く感謝申し上げます。本当に有り難うございました 。なお、来年3月からはメンバーの原邦夫さんと清水秀雄さんに担当を引き継いでいただき、これまで通りに「カラオケ交流会 」を盛り立てていただきます。  今後ともより一層のご支援ご愛顧を宜しくお願いいたします。  【ご案内】    日時:12月1日(土) 12時〜16時        3月2日(土) 12時〜16時    場所:モコモコ 上大岡店 (電話:045−845−0311)    集合場所:横浜市営地下鉄 上大岡駅改札付近 (バスターミナル側)    集合時間:11時50分    会費:1500円  【12月までの申し込み連絡先】    担当:渡邊 千登世 電話:**********              携帯:**********    担当:高木 貞子  電話:**********  【2019年3月からの申し込み連絡先】    担当:原 邦夫  携帯:**********             Eメール:**********    担当:清水 秀雄 携帯:**********             Eメール:********** ■視覚障害者向け防災セミナー 「いのちを守る−減災と応急手当」の報告                     役員  佐藤 孝  去る10月20日(土)に、神奈川県ライトセンターにて防災セミナーが開催されました。参加者は35名(内訳は申込者15 名、飛び入り参加者8名、役員12名)でした。  講師は、JRPS支援理事で、赤十字救急法指導員の資格を持たれている白崎正彦(しろさき まさひこ)さんで、豊富な知識 を解りやすく、ユーモアを交えて話されました。  セミナーは、前半に防災・減災の心構えや、知っておくべき知識を白崎さんからの質問を交えながらの進行で、参加者皆さんが 防災・減災の知識を高めようとする真剣な対応もあり、持ち時間の2時間があっという間に過ぎてしまいました。感想として、 思った以上に忘れていたり、うろ覚えで間違っていることが多いように思われました。  後半は、人形を使っての救命(気道確保・心肺蘇生マッサージ)手当を全員で実施体験し、またAED機器の操作体験も行いま した。皆さん機器を触るのにも真剣に取り組んでいました。  今回の防災セミナーは、昨年度に続き2度目の開催となりますが、聞いてみて、知っていたつもりが忘れていたり、意外と間違 って覚えていることに多々気付かされたというのが本音のところでした。良い勉強になりました。  白崎さんが特に強調されていたのは、第一に自分の命を守ること、次が避難路の確保やケガ人の救護を行う。つまり「自分が助 からなければ人を助けることはできない。視覚障害者がこういった勉強をする意義は、見えていても知識のない人は何もできな いが、見えづらくても知識があればできることがあるし、指示も手伝いもできる」とのことでした。  やはり、普段馴染みの少ないこのような防災・減災&救命法講習は、何度も繰り返して学習することの大切さを痛感させられた 一日でした。今回後半の実技の時間が不足し参加者全員が体験できなかったようですが、次回は実技時間の拡大を考慮したプロ グラムを組み企画したいと思います。  白崎さん、長時間にわたり本当にお疲れさまでした。有り難うございました。                              **このセミナーは「NHK歳末たすけあい」の配分金により開催しました。** ■網膜色素変性症『患者のつどい』の報告(足柄上センター、横浜市旭区)                          JRPS神奈川は、8月に神奈川県小田原保健福祉事務所足柄上センターと、9月に横浜市旭区役所にて「患者のつどい」を共 催しましたので、以下に報告します。   ■「患者のつどいin足柄上センター」の報告                     役員  石井 史子  去る8月23日(木)13時〜16時、神奈川県足柄上合同庁舎本館5階会議室において、「患者のつどいin足柄上センター  」が開催されました。  出席者は、参加申込者11名(患者ご本人6名、ご家族5名)、足柄上スタッフ4名(内看護学部生2名)、JRPS神奈川5 名、福祉機器業者2名(タイムズコーポレーション、光学堂)、計22名でした。  つどいは、小田原保健福祉事務所足柄上センター保健予防課長 日極さんよりご挨拶があり、保健師 百武さんの司会で進めら れました。  まず、当会のスタッフから網膜色素変性症の病態、治療法の研究等についての説明と患者会の紹介をさせていただきました。  次に全体を2グループに分け、グループ交流・情報交換の時間を約1時間とりました。その後グループで話したことを発表しま した。  続いて足柄上センター 百武さんより、特定疾患の申請やヘルプマークについての情報提供がありました。  交流会の中で、特定疾患は申請しているけれど、障害者手帳や障害年金は知らなかったという患者さんもおられ、まだまだ地道 に活動をしていかなくては、と思いました。また、仕事上困っている事のご相談もありました。  開会前、休憩時間、閉会後は、患者さんに実際の福祉機器を見て触って説明を聞ける時間がとれました。閉会後のアンケートで も、初めて見るものを体験できたと書いてくださった患者さんがいらっしゃいました。  猛暑と迫りくる台風、双方が気になるような天気の中、小雨のうちに終了することができました。またこのような天候にもかか わらず、申し込みしてくださった方全員がご来場くださり嬉しく思います。   また雨の中、福祉機器を運んで展示していただいたタイムズコーポレーションさん、光学堂さん、感謝しております。そして女 性コンビでアットホームな交流会にしてくださった百武さん、日極課長、本当にありがとうございました。紙面をお借りしてお 礼申し上げます。     ■「患者のつどいin横浜市旭区」の報告                     役員  石井 史子  去る、9月19日(水)13時〜16時、横浜市旭区役所新館2階大会議室において、「患者のつどいin旭区」が開催されまし た。出席者は参加申込者26名(患者ご本人18名、ご家族等付き添いの方8名)、旭区スタッフ12名(内看護学部生2名) 、JRPS神奈川8名、福祉機器業者4社5名(タイムズコーポレーション、光学堂、丸信テック、アイネットワーク)計51 名でした。  つどいは、旭区福祉保健センター長 岡ノ谷さんのご挨拶から始まり、三木係長の司会で進められました。  まず、当会スタッフから、網膜色素変性症の病態、最新の臨床研究、障害年金、障害者手帳の説明を行い、最後に患者会の紹介 をさせていただきました。次に、参加者を4グループに分け、当会スタッフが各班に加わり交流会を行い、最後にグループで話 したことを発表しました。  続いて高齢・障害支援課から、特定疾患の申請やヘルプマークについての情報提供がありました。  今回、旭区役所が事前に障害者手帳の有無、等級を患者さんからお聞きして、重症度別のグループ編成になっていました。比較 的症状が近い患者さんが同じグループでしたので、共感できる雰囲気もありました。  患者さんからの発言として、白杖を出すのがちょっと気恥ずかしいというお話や、RP患者の自立支援についてのご質問があり ました。白杖は、少し勇気を出して使ってみる。自立支援についてはライトセンターを利用してみる等のお話ができました。  また今回研修でつどいに参加してくれた看護学部生(未来の保健師さん)から、白杖は全盲の人が使っていると勘違いしていた と言うお話がありました。またRPの患者さんの声を直接聞けて勉強になった等の感想をいただきました。将来福祉行政に関わ り、私達がお世話になる若い方にRPを知っていただく機会になり嬉しいです。  9月とはいえまだまだ暑い中、開会前、休憩時間、閉会後に福祉機器を展示して下さった業者の皆様、ありがとうございました 。そして、12名のスタッフを動員していただき、スムーズな進行で爽やかな会にしてくださった高齢・障害支援課の皆様にお 礼申し上げます。ありがとうございました。 **上記2か所の患者のつどいは「NHK歳末たすけあい」の配分金により開催しました。** ■地区交流会の報告及びお知らせ(県央地区、西湘地区)                                                                  ■第5回県央地区交流会の報告及び次回開催のお知らせ                     相模原市 武川 宏  去る9月30日に開催を予定しておりました第5回県央地区交流会ですが、非常に強い台風24号が日本列島を縦断し、9月3 0日には関東地方にも来襲するとの予報が発表されたため、参加される皆さんの安全を第一に考えて、残念ながら中止とさせて いただきました。  次回は、来年3月24日(日)に「ユニコムプラザさがみはら」で午前11時30分から開催する予定です。(詳細は会報90号で お知らせします) ■第6回西湘地区交流会の報告                     小田原市  井手 章  開催日:平成30年10月7日(日曜日)  会場:おだわら市民交流センターUMECO(ウメコ)1階  ◆交流会の内容    第1部:10時〜13時(会議室No.6)   @ 10時〜 挨拶、世界網膜の日in愛媛ご報告(佐々木新理事長)       行事予定の説明 他   A 11時〜 自己紹介、近況報告、問い合わせなど   B 12時〜 昼食、ミーティング、 第2部見学コースの説明  第2部:13時〜16時30分 (石垣山一夜城・鎧塚ファーム・・なりわい交流館、かまぼこ通りなど)見学コースを回遊バ     ス(うめまる号)にて観光      NPO法人小田原市ガイド協会様サポート   第1部、第2部とも参加者は20名(男性7名・女性11名、会員初参加2名)、同行者(6名)NPO小田原ガイド協会(2名)でスタートしました。 今回の感想は、台風25号が気がかりでしたが、皆さんの願いが叶い、台風をも吹き飛ばし、当日小田原は行楽日和でした。 第1部は前回同様、気心知れた皆さんの和やかで、元気なお話が聞けました。 第2部の鎧塚ファーム、天正18年に豊臣秀吉が小田原城(北条氏直・うじなお)の征伐のために建立した石垣山一夜城(二の丸跡地)も、皆さんそろって見学して頂きました。また、かまぼこ通り、みゆきの浜の散策、なりわい交流館、「丸う」でのかまぼこの試食・お買い物など過密スケジュールで、ほぼ予定の16時30分に小田原駅に到着しました。 大変お疲れ様でした。なお解説並びにお世話頂いた、小田原ガイド協会のお二人に感謝申し上げます。 皆さん、来春も小田原でお会いしましょう。 ありがとうございました。 **この交流会は「NHK歳末たすけあい」の配分金により開催しました。** ■難病(網膜色素変性症)講演会の報告(大和センタ―、藤沢市、小田原で開催しました)  JRPS神奈川は、神奈川県保健福祉事務所(2か所)や藤沢市保健所が主催する難病講演会に役員を派遣し、当会の活動の紹 介や直接患者さんからの相談に対応しました。下記に各地区で開催された難病講演会の概要を報告します。 ■厚木保健福祉事務所大和センター「難病講演会」の報告                     役員  茅場 達  去る10月10日(水)厚木市保健福祉事務所大和センターにおいて、難病講演会が開催されました。  参加者は31名(内訳:参加申込み者20名、大和センタースタッフ3名、JRPS神奈川4名、福祉機器業者3社4名)でし た。申込締め切り日時点で10名弱とのセンターからの連絡で、急遽神奈川メーリングリストにて緊急参加呼びかけ、そのML に初代神奈川支部長、現JRPS鹿児島会長の中村さんが「大和市難病講演会は、JRPS神奈川が産声を上げ、一番最初に難 病講演会を共催した地、少しでも多くの会員の出席を!」との応援メッセージもあり、締め切り時の倍以上の出席を頂き、会員 の皆さんの団結力に大変頭の下がる思いでした。急遽ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。  冒頭、重森大和センター保健予防課長の挨拶に始まり、横浜市立大学非常勤講師 翁長 正樹(おなが まさき)先生による「 網膜色素変性症の基本的理解とロービジョンケアについて」と題し、病の具体的症状、遺伝について、最近の治療開発概要、ロ ービジョンケアについて大変分かりやすいお話だったので、参加された多くの皆さんが理解頂いたと感じました。  最後の個別相談において、40代の男性から専門医、行政窓口に今後のライフワーク等について相談したが具体的アドバイスが なく、今後の生活に不安を感じているとのことでした。  私たち患者会は、今後とも難病講演会、患者のつどい等を通じてRPに関する多くの情報、啓発、相談会等継続実行する必要性 をさらに感じた次第です。 ■藤沢市難病講演会の報告                     役員  田上 眞由美  去る10月16日(火)、平成30年度藤沢市難病講演会が藤沢保健所3階会議室で行われました。参加者は81名(内訳:参 加申込者62名、藤沢保健所スタッフ9名、JRPS神奈川6名、福祉機器業者3社4名)でした。  講演会は、保健予防課長 江副 忍さんの挨拶に始まり、田畑小百合保健師さんの司会進行で順次進められました。  ●講師に藤沢市民病院眼科部長の井上 克洋先生をお招きしました。   先生のお話は、RPの病態よりも有効な治療法がない現状をふまえ、現在の眼科医が治療できる事という視点から、緑内障、  白内障などの合併症について、先生が今診察されているRPの患者の方々の症例をあげながら、スライドで詳しく時間をかけ  て説明されました。   さらに、最新の治療法研究や身体障害者認定基準の改正などについても説明されました。  ●保健所より障害福祉課 日巻さんから「補装具の購入、修理」、「日常生活用具の給付」制度についての説明がありました。  ●交流会は6つのグループに分かれおこなわれましたが、時間が30分でしたので物足りない感もありましたが、それぞれのグ  ループで全員の方にお話し頂きました。   交流会の最後に5分程でしたが、患者会の紹介を神奈川スタッフよりお話しました。   会終了後も、神奈川スタッフが相談員として個別相談に応じました。  ●福祉機器の展示   光学堂様、システムギアビジョン(旧タイムズコーポレーション・・・本年10月改名)様、丸信テック様にご参加頂きまし  た。 大変多くの方にご参加頂き関心の高さを痛感致しました。講師の井上先生、江副保健予防課長さん、田畑保健師さん、保健所ス  タッフの皆さん、ご参加頂きました皆様有難うございました。 ■小田原保健福祉事務所難病講演会の報告                     役員  溝田 隆之  去る10月25日(木)爽やかな秋晴れの中、小田原保健福祉事務所において、平成30年度難病講演会が開催されました。  参加者は46名(内訳:参加者36名、保健福祉事務所スタッフ5名、JRPS神奈川3名、福祉機器業者2社2名)でした。  保健予防課長 河原美紀子さんの挨拶に始まり、堀口知世保健師さんの司会進行で順次進められました。  講師には、当協会の顧問であられる国際医療福祉大学熱海病院 眼科 高野雅彦先生で、「網膜色素変性症〜最新治療と生活の 工夫〜」と題して病態・具体的症状、今考えられている治療法及び遺伝について、優しい言葉で丁寧に話していただいたのでわ かりやすかったと思います。  特に薬物療法では、アダプチノールの販売中止情報や、ニバジール、レスキュラについて、医師の処方を受ける際の注意点など 丁寧に説明をされていました。  また、遺伝形式にはスライドで詳しく時間をかけて説明されましたが、メンデルの法則を勉強しているようで、いつ聞いても難 しいなと感じました。  その他の治療法でも、人工視覚(人工網膜)開発状況や、再生治療、遺伝子治療についても研究動向と課題についてお話しされ ました。  生活の工夫は、残念ながら時間の都合もあり、資料「日常生活上の注意点」をご家族と一緒に見て欲しいと配付されました。  質問がかなり多く活発に出され、皆さんが日頃から自分の病気について情報を求めていると感じられました。  先生への質問時間が多く取られ、参加者の多くのみなさんがほぼ満足な回答を得られ、有意義な会であったと満足されてお帰り になった方が多かった気がしました。  講演が終了し患者会の紹介が始まったころから、皆さん帰りの時間を気にし始め、患者会の紹介終了後の個別相談の時間には、 かなりの人が退室してしまう状況で、個別相談に来る人がいなかったのは残念でした。  この時期での開催であれば、あと1時間ほど早めに全て終了するように時間を設定してもらうなどを、患者のつどいも含めて今 後に活かしたいと思います。  福祉機器の展示は、光学堂様、システムギアビジョン(旧タイムズコーポレーション・・・本年10月改名)様にご参加頂きま した。 ■iPad・iPhone講座の報告                     役員  神田 信  第87号でご案内致しましたiPad・iPhone講座を行いましたので、ご報告させていただきます。  期間:2018年6月〜8月  実施日数:12日 (6月→2回、7月→6回、8月→4回)合計32時間  場所 :かながわ県民センター  講師 :中村 成美 氏(三城ホールディングス)  受講人数:9名  今回は、知りたい事、習得したい事がしっかりマスターできるように、個人レッスンとして3か月の間に希望すれば6回(6時 間)受講できる設定としました。  結果、4名の方が6回受講されるなど、みなさま熱心に取り組まれました。  ちょっとオーバーかもしれませんが、iPad・iPhoneの便利機能は、視覚障害者の生活を変えてくれます。  また、どんどん進化して便利になっていくように思います。ご要望があればまた開催を企画したいと思います。一度参加された 方もそうでない方も、是非参加してみてください。 ■「JRPS第14回関東甲信越地区リーダー研修会」の報告                     役員  萩原 徹  JRPS栃木主催にて、平成30年10月27日(土)から28日(日)の二日間にわたり、関東甲信越地区リーダー研修会が 開催され、JRPS神奈川から阿部会長ほか5名が参加いたしましたので報告します。  ●参加者:阿部直之、今村伸也、板嶌憲次郎、大沢郁恵、萩原徹、井上綾子(ユース)  ●研修内容(初日)   国際医療福祉大学視機能療法学科の学生さんとの意見交換、及び学内見学を実施。(視機能療法学科はORT(視能訓練士)  を養成している4年制の学部です。)視機能療法学科学生さんとのグループワークを実施。   テーマは、「卒業後臨床の現場で働く学生に患者として伝えたい事」について、6グループに分かれ、意見交換を実施。臨床  の現場で困った事や良かった事について患者側から話し、学生さんと患者で困ったことと良かったことを分類。さらに困った  ことについて深掘りし、解決策について議論を行い、各グループの代表として学生さんが発表を行いました。   学生さんからは、実際に視覚障害のある方々との接点はないのが現状で、患者の立場の方々から、リアルなお話が聞けて良か  ったという意見をいただきました。  ●おもな意見  <困ったこと>  ・検査などで病院内を移動する際に案内してもらえない。  ・視野検査などは暗い中なので、機械にぶつかる。  ・眼底カメラの撮影で、強い光を突然当てられた。  ・散瞳の目薬をする際、雑な対応をされた。  ・待合情報として、電光掲示板では見えない。   など  <よかったこと>  ・看護師さんの誘導や検査の対応が丁寧。  ・待っている間、たびたび声をかけてくれる。  ・総合病院で、カルテにロービジョンと書かれたカードが挟まれ、検査の場所など担当の方にキチンと連携されている。  ●研修内容(二日目)   1.JRPS本部研究推進委員会の土井委員と有松委員から、以下のテーマでお話をいただきました。   テーマ:「医薬品・医療機器の開発から、一般的な治療法となるまでの長い道のり」   土井委員からは、ひとつの病気の治療薬や医療機器が開発されるまでのステップについて、ご自身の研究者として、また現在  の仕事である医療機器メーカー勤務の経歴から、詳細に説明をいただきました。   有松委員からは、本部研究推進委員会として、過去研究助成の対象となった研究の現状について、説明がありました。参加者  からは「安全性と医薬品の有効性についての考え方」などの質疑がありました。   2.国立リハビリテーションセンター 中西 勉先生講演   テーマ:「日頃患者さんと接する際に気をつけていること、最近気になること」    内容は、参加者である我々は、RPの患者(ロービジョンの人)から相談を受ける立場として、留意すべきことなどを学びま  した。   具体的には、中西先生は患者と接する際、常に相手方である患者さんが主人公として対応することを心掛けているということ  でした。患者さん一人ひとり症状や置かれている環境が違うことを認識(個別性の原則)し、患者である相手方の感情を意図  的に協調すること(受容の原則)、また相談を受ける立場として、良い悪いの判断はしない(非審判性の原則)や、今後どう  するかなどは、主人公である患者本人が決めるということ(自己決定の原則)を認識しながら活動しているということでした。 また患者さんとの信頼関係の確立には、ご本人の情報は他言しないこと(秘密保持の原則)が重要であるとおっしゃっていま  した。   また、国立リハビリテーションセンターでは、各地の眼科医師会と協力を進め、眼科の先生を集めた研修会を開催し、ロービ  ジョンの体験や患者のサポートの仕方などを実施。さらには、日常補装具やQOL向上の情報を、眼科の先生からも発信して  いただく活動にも取り組んでいるとのことでした。最近では、各地の眼科医師会発信の、「スマートサイト」という活動にも  取り組んでいるということでした。  ●最後に   各県代表の参加者の皆さんと充実した二日間を過ごすことができました。今回の主催者であるJRPS栃木の皆さまに感謝す  るとともに、患者の立場として今後どうすべきか、改めて考える機会としたいと思います。 ■情報コーナー  盲導犬歩行体験会のご案内                     会長  阿部 直之  日本盲導犬協会さまから、我々JRPS神奈川会員のみなさまを対象に、ぜひ歩行体験会を実施させていただきたいとのことで 、以下ご案内をいただいております。  昨年度、協会創立50周年を迎えた日本盲導犬協会です。「目の見えない、見えにくい人が行きたい時に、行きたい場所へ行く ことが出来るように、私たちは安全で快適な盲導犬歩行を提供します。」という使命のもと、事業を行っています。  目の見えない、見えにくい人の外出や移動をサポートしたい。盲導犬、白杖、同行援護など、どの方法でも良いので、もっと、 外に出てもらいたい。そのサポートをさせていただいております。「盲導犬を持たないから、盲導犬協会は関係ない」と思わず に、何か困っていることがあれば、ご相談をいただければと思います。  さて、下記日程にて盲導犬歩行体験会を開催致します。実際に盲導犬と一緒に歩いたり、触れ合ったりしてみて下さい。当日は 、盲導犬の訓練犬を連れて、皆様のお越しをお待ちしています。   【日時】平成30年12月9日(日)11時〜13時   【場所】かながわ県民センター 301会議室   ◆公益財団法人 日本盲導犬協会(Japan Guide Dog Association)   神奈川訓練センター ユーザーサポート部   郷 明博(Akihiro Go)   〒223−0056 神奈川県横浜市港北区新吉田町6001−9   電話:045−590−1595   FAX:045−590−1599   Mail:**********   Web:http://www.moudouken.net  ※なお、お申込みに際しましては下記までご連絡下さいますようお願いします。   同日は同じ会場で佐々木理事長の特別講演会もありますので、その前にちょっと盲導犬との歩行を体験してみてはいかがでし  ょうか。  【申込先】(阿部)   Eメール:**********   電話:**********    ■第2回 ロービジョン・ブラインド川柳コンクール開催のお知らせ                     役員  神田 信  このコンクールは、川柳を通して視覚障害に関する理解や共感を深めることを目的に開催されます。患者本人だけでなく、それ ぞれの立場から、日常の出来事や思いを川柳で表現します。昨年に続き、JRPSも協力団体となっています。  昨年は会員の方々や、ご家族、ヘルパーさん、先生などたくさんの方々が応募され、大阪JRPSの山本 進さんが最優秀賞に見 事選ばれた他、神奈川の会員の方では次の方が入選されました。    【井手 章さん】   見えたふり 同窓会で 名刺出す!  【渡辺 千登世さん】   雪が舞う 目の奥にまで 積もる雪  【川柳 花子さん】 ペンネーム:医師   ボケ防止 あれこれそれを 云わぬ仲  【川柳 花子さん】 ペンネーム:医師   雨の日は 仲良くひとつ 傘の下  以下、今年のコンクールの概要です。  1.応募期間   平成30年12月1日〜平成31年1月31日  2.応募部門   ●見えにくさを感じている方部門    盲ろう、色覚障害、眼瞼痙攣を含む様々な視覚障害当事者   ●メディカル・トレーナー部門    医師、看護師、視能訓練士、訓練施設職員 等   ●サポーター部門    家族、友人、ヘルパー、職場関係者 等  3.応募方法   次のコンクール特設ホームページの専用フォームより応募してください   http://lv-senryu.com  4.優秀賞発表   平成31年3月下旬  ※その他の詳細については、上記の特設ホームページをご覧ください。  【問い合わせ先】   ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局   メール: lv-senryu@paris-miki.jp   電話: **********(神田)  ※このコンクールは、JRPS神奈川のロービジョン川柳とは異なります。ロービジョン川柳はJRPS神奈川のホームページ で見ることができます。 ■神奈川難病連主催『医療講演会』のお知らせ〜もしあなたが「治験」に参加することになったら!〜                     会長  阿部 直之  人は誰でもいつ・どんな病気になるのかわかりません。自分・家族が突然思いがけない病気と診断されて、ある時主治医から「 治験」の話をされるかもしれません。くすりは「薬」となるまでに開発から始まっていくつもの試験をクリアして、初めて世の 中に出て病気の方を助けることができます。「治験」は数多くの試験の中で一般市民の患者さんの協力がなくてはできないもの です。  ですから誰でもが参加する可能性があるのです。神奈川難病連では「治験の専門家」の先生に講演をお願いいたしました。皆さ まどうぞ、この機会に「治験」のお話をぜひお聴きになって、もしもの時に役立てていただきたいと思います。  ご参加をお待ちしております。   主催:NPO法人 神奈川県難病団体連絡協議会   日時:2019年2月11日(月祝)13時〜16時   演題:もしあなたが「治験」に参加することになったら!   講師:聖マリアンナ医科大学薬理学教授・治験管理室室長       松本 直樹 先生   場所:かながわ県民センター305号室   定員:60名   参加費:無料   申込先:阿部(Eメール)**********         (電話)**********   ■特定医療費(指定難病)医療受給者証受給者数(網膜色素変性症)  特定医療費(指定難病)医療受給者証受給者数(網膜色素変性症)<市区町村別:平成30年3月31日時点> (単位:人)  ※左から「合計人数」「男性人数」「助成人数」を記載しています。   市区町村 小計 男 女 合計  1,746  687 1,059  横浜市   681  249  432   横浜市鶴見区  58  20  38   横浜市神奈川区  40 16  24  横浜市西区  14  5  9   横浜市中区  23  8  15   横浜市南区  26  10  16  横浜市保土ケ谷区  34  12  22   横浜市磯子区  37  9  28  横浜市金沢区  52  17  35   横浜市港北区  51  14  37   横浜市戸塚区  49  22  27   横浜市港南区  43  19  24   横浜市旭区 65  20  45   横浜市緑区  33  16  17   横浜市瀬谷区  31  17  14   横浜市栄区  27  11  16   横浜市泉区  38  15  23   横浜市青葉区  39  12  27   横浜市都筑区  21  6  15   川崎市  183  66  117   川崎市川崎区  31  11  20   川崎市幸区  24  7  17   川崎市中原区  22  8  14   川崎市高津区  25  12  13   川崎市多摩区  25  10  15   川崎市宮前区  30  9  21   川崎市麻生区  26  9  17   相模原市  197  91  106   相模原市緑区  54  27  27   相模原市中央区  83  39  44   相模原市南区  60  25  35  横須賀市  85  40  45   平塚市  56  28  28   鎌倉市  37  11  26   藤沢市   83  30  53   小田原市  45  24  21   茅ヶ崎市  52  20  32   逗子市   17  8  9   三浦市   14  5  9  秦野市   36  16  20   厚木市  63  26  37   大和市  39  15  24   伊勢原市  22  7  15   海老名市  29  9  20   座間市  31  13  18   南足柄市  5  1  4   綾瀬市   13  6  7   三浦郡葉山町  2  1  1   高座郡寒川町  8  2  6   中郡大磯町  9  3  6   中郡二宮町  5  3  2  足柄上郡中井町  3  1  2   足柄上郡大井町  1  1  0   足柄上郡松田町  0  0  0   足柄上郡山北町  3  2  1   足柄上郡開成町  2  1  1   足柄下郡箱根町  4  1  3   足柄下郡真鶴町  2  1  1   足柄下郡湯河原町  5  1  4  愛甲郡愛川町  13  5  8   愛甲郡清川村  1  0  1  ※受給者数について  受給者数には現在申請中の方は含まれないため、今後変動する可能性があります。 ■サキサキ先生の簡単パソコン活用講座(11)〜ワード文書に写真を入れる〜                     役員  佐々木 裕二  手紙やイベントの案内などに写真やイラストを挿入することで、楽しく読みやすい文書を作ることができます。お試し下さい。  ※操作はWord2016ですが、OSやバージョンによって異なる場合があります。  ●画像を挿入する  1.文書を開き、画像を挿入する行にキャレット(カーソル)を置きます。  2.メニューから挿入→画像を実行します。(キーボード操作では、Alt+N→P)   図の挿入ダイアログボックスが開きます。(最初はピクチャーフォルダが選択されています)  3.挿入したい画像を選択実行します。画像が文書に挿入されます。  ●画像の大きさ、位置を調整する   マウス操作では、画像の四隅と辺の中心にハンドルと呼ばれる○印があります。これをマウスでドラッグすると、画像の大き さ を変えることができます。また、画像の上にマウスポインターを重ねると十字矢印に変わります。これをドラッグすると、 画像 の位置を移動することができます。  ●文字列の折り返し方法を変更する  画像をクリックして、右上に表示される「レイアウトオプションアイコン」をクリックします。右側に表示される[文字列の  折り返し]から、四角、上下、前面、背面を選択すると、画像に対する文字列の折り返し方法を変更することができます。  ●レイアウトの詳細設定ダイアログボックスから調整する方法  1.レイアウトダイアログボックスを表示する   画像の上で右クリックし、表示されるメニューから「レイアウトの詳細設定」を実行します。  2.サイズを調整する   「サイズ」のタブで高さまたは幅をミリメートルで入力します。あるいは比率(%)を選択することもできます。  3.文字列の折り返し方法を選択する   「文字列の折り返し」タブを選択します。行内、四角、外周、内部、上下、背面、前面から選択します。選択した内容によっ てオプションが表示されます。  ※例えば「四角」を選択した場合、文字列を画像の両側に表示するのか、左右どちらか一方に表示するのか、などの選択ができ ます。また、画像と文字列との間隔をミリメートルで指定できます。  4.画像の位置を指定する   「位置」のタブで画像の位置を水平方向、垂直方向それぞれをラジオボタンで選択します。選択した内容によって更に選択肢 が表示されます。  5.確認・調整する   OKボタンを押し、画像の配置が狙いどおりになったか確認し、更に調整します。  ●画像を調整する  1.画像の上で右クリックし、メニューから「図の書式設定」を実行します。図の書式設定ダイアログボックスが表示されるの で、「図」のタブを選択します。  「図の修正」、「図の色」、「トリミング」から図を調整、設定できます。   ・「図の修正」では鮮明度、明るさ、コントラストの調整ができます。   ・「図の色」では、彩度、トーンなどの調整ができます。   ・「トリミング」では、図の上下左右の不要な部分をカットすることができます。   (写真は世界網膜の日が開催された松山市にある松山城です。位置は水平方向の配置で右揃え、文字列の折り返しは四角です。) ■ちょっと話してみませんか?(ピア相談のご案内)                     心理相談員  板嶌 憲次郎  ご存じの通り、私達の病は進行性です。この状況は変わりませんが、ちょっと話して心の中の景色を変えてみませんか。  「ことば」にすることは、今を「自覚すること」につながります。なんとも言い難い感情を吐き出してみると、少しは心が軽く なるかもしれません。  形式は面談もしくは電話で行っています。あなたのお話を聴かせてください。ご連絡をお待ちしております。  ●対象:RP患者とその家族  ●聴き手 プロフィール   板嶌 憲次郎(イタジマ ケンジロウ)    産業カウンセラー    中央労働災害防止協会 心理相談員    キャリアコンサルタント   1970年(昭和45年生まれ) 48歳   約28年前(20歳頃)にRPと診断される。   約18年前(30歳頃)障害者枠で転職。金融系の会社にて事務を担当。現在に至る。  ●連絡先  (電話) ********** 22時まで  (Eメール) **********         ********** ■読書の薦め(読めばワカルヨー)                     横須賀市  内田 知  ■『クリムゾンの疾走 南アルプス山岳救助隊K−9』 樋口 明雄(ひぐち あきお) 著   人気シリーズの最新刊。   舞台は、アルプスから東京へ移る。山梨県警南アルプス署の神崎 静奈(かんざき せいな)は警視庁空手道大会に出場するた  め、東京に上京していた。   その頃、シェパードばかりを狙った飼い犬の連続誘拐殺害事件が都内で発生していた。そして、彼女の相棒・バロンまでが誘  拐される。彼女は、相棒を救出するために雨の降りしきる東京を疾走する。   本編の冒頭からアクションシーンの連続。主人公が手錠をかけられたままで、犯人たちと戦うシーンは圧巻。  ■『カルマ真仙教事件(上・中・下)』 浜 嘉之(はま よしゆき) 著   オウム真理教事件をテーマに描かれた作品。   事件の始まりから終結までを、一人の公安刑事の姿を通して描く。この事件に公安刑事として携わった経験を持つ著者だから  書けた一冊。   弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、そして地下鉄サリン事件の恐怖が蘇る。  ■『身代わり忠臣蔵』   土橋 章宏(どばし あきひろ) 著   ご存じ忠臣蔵の話。だが、もし浅野内匠頭が短気で女好きのダメ藩主だったら。そして、討ち入り前に吉良上野介が死んでし  まっていたら。大石内蔵助と四十七士の話はどうなるのか。   時代小説に新風を巻き起こした著者が送る、意外な展開を見せる新たな忠臣蔵伝説。  ■『つめ』   山本 甲士(やまもと こうし) 著   やられたらやり返す。30代主婦 VS ドーベルマンを飼っている一人暮らしの老婆。嫌がらせには嫌がらせを…激化する二  人の戦い。   水と油の関係の二人が、なぜか力を合わせて人命救助。そして子供のいじめに、パート先でのトラブル。何があっても弱音を  吐かない主婦が巻き起こすハートフルストーリー。度を超えた、嫌がらせ合戦が展開されるシーンは笑える。   本作は、サピエに登録されていません。ライトセンターか、お近くの公共図書館に問い合わせてお借りください。  ■『スタンドアップ!』   五十嵐 貴久(いがらし たかひさ) 著   夫のDVから子どもを連れて逃げた母と娘。そこで母は、ボクシングと出会う。プロテストを合格したばかりの彼女に、チャ  ンピオンからタイトルマッチのオファーが来る。プロとしての戦績は2敗2引き分け。そんな彼女が、挑戦者としてリングに  立つ。   物語の中盤から後半にかけて、『ロッキーのテーマ』が聞こえてくるようなシーンが展開される。映画『ロッキー』のように  、主人公の彼女は最終ラウンドまでリングに立ち続ける事ができるのか。   現代を生きる母子家庭の母親たちにエールを贈る、感涙必至のボクシング小説。 投稿コーナー    54歳で出会った最高の純愛小説♪ しかし、その内容は…  〜〜視覚障害者になってからの私の読書〜〜                     横浜市栄区  新名 宜枝(にいな よしえ)  私は現在54歳、軽い更年期に悩まされている専業主婦です。手帳は1級ですが、多少の視機能は残っています。  小学校中学年の頃には視力が0.6くらいになっていて、夜盲や色弱の兆候が現れていました。私の場合、メガネをかけても矯 正視力がほとんど出なかったようです。  小中高を通し、読書は特に好きでも嫌いでもありませんでした。けれど、少女マンガを読むことは大好きで、かなり夢中になっ ていましたね(笑)。  OL時代には視力は0.1まで低下していましたが、平岩弓枝さんを何冊か読んだことがあります。  そして結婚し、2児を出産したあとには活字が見えづらくなり、読み書きが苦手になりました。  ずっと病名がわからず過ごしてきましたが、子供たちが幼稚園のとき、大学病院で色変だと診断されました。そのとき私は28 歳だったかと思います。  4級の手帳を取得し、スキャナータイプの拡大読書器を手に入れましたが、操作に難儀してしまい、使いこなせなかったのが実 情で、読書なんて考えられませんでした。  その後、2人の子供を連れて離婚をしました。  前置きが長くなりましたが、視覚障害者になり、私が読書をするようになったきっかけをお話しします。  離婚後、数年してお付き合いを始めた男性がいます。やがて彼とは再婚をして現在に至っています。  彼は以前、編集者として出版社に勤務していました。そのとき、ある盲導犬の物語を担当して出版しました。その物語のシリー ズや、彼の著作『ポーランド紀行』を読みたくて、私は一生懸命に拡大読書器に向かいました。  その頃に使用していた読書器は、据え置きタイプのものに替えていたので、以前のスキャナータイプよりも使いやすかったです 。それでも目はたいへん疲れましたが、恋の力は偉大で、どんどん読み進められたわけですね!(笑)  その後は、音声パソコンを使うようになり、サピエ図書館を利用し、デイジー版を借りてプレクストークで読書しています。  読書を始めた頃は、角田光代さん・小池真理子さん・林真理子さんなどの女流作家の作品を次から次へと読みました。  それから、子供の頃に読んだ世界の童話や、タイトルは知っていても読む機会がなかった童話を、「福音館古典童話シリーズ」 で読んでみました。  定期的には、『婦人公論』と、「日点デイジーマガジン」の中から『文藝春秋』を読んでいますが、『文藝春秋』はとにかく長 いので、今では関心のある記事だけを読んでいます。  どのように読みたい本を選んだり、見つけるかについてです。  まずは、定期的に送っていただいている「神奈川ライトセンター便り」の閲覧室便りと、「横浜市中央図書館」の今月の図書案 内からチェックしています。  また、『婦人公論』や『文藝春秋』などからの情報も大きいですね。  そして、視覚障害者仲間や晴眼者の友人からのおすすめ本だったりもします。  ここ数年では、JRPS神奈川のメーリングリストで、内田さんことウッチャンの「読書すべし!今週のお薦めは!」からたく さん読ませていただいています。そこで紹介された『スノーステーション』を読んだあと、物語の舞台となった実在の特急「ス ーパー白鳥」に乗車してきちゃいましたよ!  ここで一言、ウッチャン、いつも良い作品を紹介していただき、ありがとうございます。  ところで、本の内容はもちろんですが、「タイトルが決め手!!」で、ピクッと感じるものがあると、読んでみたいと思うこと が多いです。興味を引かれたら、ジャンルを問わず、どんな本も最後まで読みます。  ただし、読んでみたものの理解できず、すぐに忘れてしまったマキアヴェリの『君主論』などもありましたが…(苦笑)。  あと、外国作品では、キリスト教やギリシャ神話の基礎知識がなければ、どう解釈してよいのか難しい箇所もあるということを 感じました。  一人の著者の作品をきっかけとして、同じ著者の他の作品も読んでみること、一つの作品から関連する作品へと次々と読み広げ ていくことを、私は勝手に「読書サーフィン」などと呼んでいます。  そういった読みたい本があったとき、パソコンでサピエ図書館のオンラインリクエストを通し、デイジー版で借りています。  月並みですが、読書は自分の知らない知識を得ることもできるし、経験がないことも疑似体験できます。だから、作中の登場人 物に自分が成り代わり、様々な体験ができて楽しいですね。  過去や未来の時代にも行けるし、世界旅行をしたり、異国の人物にもなったり、悪女にもなれるし、不倫もしちゃったりします !(笑)  そこに感情移入をし、作品の中で喜怒哀楽を共有することができるのも読書ならではの醍醐味でしょうか。  私の読書歴ですが、約10年のあいだに1000冊近く読んだかと思います。  ある時期までは、読んだ作品と著者名をパソコンに記録していましたが、パソコンが壊れてしまい、新しいパソコンに替えてか らは記録をやめてしまいました。  私はプレクストークのスピードを速くして聞いているので、読み終えるのが早い方かもしれません。  まあ、とにかく読んで読んで、読み広げました。  これからは、スピードを落として熟読を心がけたり、心に残った作品などを再読することにチャレンジしてみようかと思ってい ます。  きっと、私の人生で目が不自由にならなかったら、こんなにたくさんの本に触れることはなかったでしょう。  これまで視覚障害者の読書と言えば、点字やカセットテープのみでした。近年になり、音声パソコンやプレクストークなどの録 音再生機が開発され、デイジー版で手軽に読書ができることに感動しています。  そして、サピエ図書館のオンラインシステムには驚嘆しました。全国の朗読ボランティアの皆様のご尽力には、深く感謝してい ます。  私が住む横浜市栄区には、社協を拠点として活動している朗読ボランティア「コスモス」があります。  活動の一つとして、毎週火曜日に予約不要での対面朗読を実施しています。その他にプライベートサービスとして、音訳サービ スも行なっています。私はそれぞれにお世話になっています。  このように、読書環境に恵まれたことや、コスモスさんの存在にもたいへん感謝しています。  最後になりましたが、今年になって出会った感動作品を一つ紹介させて下さい。  その作品のジャンルは「ボーイズ・ラブ」です!! タイトルは『メイド・イン・ロンドン』(通称『メイロン』)、著者は徳 田央生(とくだ ひろを)、出版社は白泉社(はくせんしゃ)で、1993年の刊行です。  【あらすじ】   1987年。ロンドンで下宿を営むミセス・ジョアンナのところで、美術カレッジに通う有村央生(ありむらひろお)は気まま な留学生活を送っている。  そこへ突然、下宿人として日本から年下の留学生・高槻純司(たかつきじゅんじ)がやって来た。  世界的に有名な美人ピアニストを母に持つ央生だが、複雑な過去を抱え、いささか歪んだ性格である。  一方、父が地方の総合病院の院長である純司は、恵まれた環境で伸び伸びと育った。彼は日本の医大生だが、休学して語学留学 のためにロンドンへ来たのだった。  央生は、温厚で明るい優等生タイプの純司と何かにつけて対立するが、様々な事件を経て2人はお互いに惹かれ始める…。  以上、ざっくりとしたあらすじです。    この本は神奈川ライトセンターの新着図書案内で知りました。  ボーイズ・ラブと言えば、中学生の頃に読んだ竹宮恵子さんの少女マンガ『風と木の詩(うた)』を思い出しました。  そんなこともあり、何となく面白そうだと思い、未知の世界へと「ボーイズ・ラブ小説」に初チャレンジ!!  いったい2人はどうなるのか、濃厚なラブシーンが出てきたらどうしようかと、ハラハラドキドキしながらあれこれ想像してい たのですが、第1巻は最後まで濡れ場はなく、「あれっ!?」。私が想像していた内容とは違うぞ(笑)。  しかし、お互いに惹かれていく心情が丁寧に綴られていて、2人の世界へとどんどん誘われていきました。他の登場人物のキャ ラクターも魅力的で、背景描写も美しく、物語のテンポも軽快です。  そして、「あっ、あっ、うううっ…」などと、読んでいて少し恥ずかしくなっちゃうような濡れ場も、第2巻以降から出てきま した。  この作品を通して、同性愛であっても、相手を思う気持ちや求める心の純粋さは変わらないということに気付かされました。こ の物語は央生と純司の純愛であり、2人の成長物語です。  作品は正編8巻と番外編2巻の全10巻から構成されています。ちなみに、番外編は央生と純司の友人であるガイやクリスチャ ンを主人公にしたお話で、いわばスピンオフですね。  著者の徳田 央生(とくだ ひろを)さんは女性です。  2年間、ロンドンを中心にヨーロッパで生活を送り、帰国後、語学学校講師、国際会議アシスタントを経て、執筆の道に入った そうです。彼女自身が経験した男女の恋愛を、同性愛者の恋愛として作品に昇華させたということです。  ここ数年、日本でも「LGBT」(性的マイノリティー)について、マスコミなどで多く取り上げられるようになりました。2 015年には東京都渋谷区が、結婚に相当する関係と認めた同性カップルに対して「パートナーシップ証明書」の発行を始めま した。  当事者の方々が、苦悩の末にカミングアウトを選択し、オープンに生きていこうとするような動きにもなってきました。有名な ところでは、評論家の勝間 和代(かつま かずよ)さんがそうですよね。  また、周囲の人々も理解を示し、応援していく流れが少しずつ広がっているようです。とは言っても、まだまだ多くの人の理解 を得るには高いハードルがあることでしょう。  今から25年も前に、『メイド・イン・ロンドン』のような素敵な作品が生まれていたことを知らずに過ごしてきましたが、こ の作品に54歳になって出会えて、私はとても豊かな気持ちになりました。『メイロン』、どうもありがとう!! ■みんなの川柳・俳句・短歌・詩                              神奈川MLのみなさん  ●川柳  【横浜市 渡辺 千登世】  * 雨しずく 白さきわだつ 彼岸花  解説:日向薬師への道すがら、白い彼岸花を初めて見ました。  * 彼岸花 じっと見られて 揺れていた  解説:花は人の気持ちが分かるのかな?  * 母に似た 観音見つめ 語りかけ  * 長年の カラオケ終えて 秋の風  解説:16年間、様々な時の風に吹かれて楽しんできました。これは一つの宝物として、心の引き出しにしまっておきましょう 。  * 柿ノ実の 傍でちらほら 桜咲く  解説:季節外れの開花は不時現象といって、幾つもの台風や、その条件による置き土産らしいです。  [自嘲]【藤沢市 馬酔木(あしび)】  * 時々は マスクしたまま 鼻をかむ  * 初孫を 舐めたいばかりに タバコ止め  * 自画自賛、我田引水、荒凡夫  * 行儀良く 自分たたんで 生きてます  * 被災地に 神も仏も しみったれ  【横浜市 清水 秀雄】  * 艶やかに 咲き誇る紅 彼岸花  解説:群生彼岸花の自己主張を感じます。  * いにしえの 御心に触れ 手を合わす  解説:日向薬師如来、千年超前の御心です。  * 音声は 読みの苦労を スッ飛ばす  解説:PCに読み上げソフトを装着、文書が快適に読めます。  * 秋風も 近寄り難し まだ猛暑  解説:10月初旬はまだ猛暑。日本列島は変わりました。  * 目を覚まし 少しの冷気 これが秋  解説:10月中旬、少しひんやり。猛暑がウソみたいです。  【横浜市 原 邦夫】  * 台風も 逆走するの? この時代  解説:車だけではないと思った一句。  * 沖縄 アムロ台風 去って行った  解説:なぜファイナルって、こうも盛り上がるのでしょう。  * 暗いなか 明るい知らせ ナオミより  解説:地震、台風の多い中で感じた一句。  * まくらには 平成最後 つく今は  解説:このフレーズ、最後にはもっと使われる。  * 天災に 想定外が 多すぎる  解説:想定外という言葉自体が想定外。  【小田原市 井手 章】  < 平成30年 夏・秋シリーズより >  * 平成の 記憶に残る 異常気象  * 体調が 付いていけない 温度差や  * もう秋か 前の台風 どこへやら  * 秋来ても 夏服残す クローゼット  * 政情不信 終わってほしい 平成で  * 天皇の 優しさ光る 平成や  【横浜市 吉川 弘】  < RP患者の泣き笑い >  * チャンバラの 見せ場画面は 暗いだけ  * メモを取る 用紙黄色く 見えてくる  解説:たまにあります。顔を上げると部屋中が黄色く見えています。これは自然に治っています。  * 日陰行き 曲がり日向が 白世界  解説:しばし立ち往生ですよね。  * 秋晴れだ さぞ綺麗だろ 空の青  解説:鮮やかな赤、青、黄色が目に浮かびます。  【横浜市 佳純目 譲司】  * モーレツも 昔好評 今不評  解説:昔ローザ、今台風。今年のモーレツ台風は6回でした。  * 雨風の 狂騒曲に 家が泣く  解説:凄かった雨と風、眠れなかったです。  * 低気圧 抵抗は無駄 去るを待つ  解説:台風、奥方、我慢ガマン…。  * お願いしまぁーす 園児の唱和 ついお札  解説:赤い羽根、奮発するか。  * ターレの列 歴史をつなぐ お引越し  解説:築地から豊洲へ、これも歴史のヒトコマです。  【横浜市 澤田 有希】  * メシよりも 3度3度の クスリのむ  * 気が付けば スマホみていた 30年  【藤沢市 狩野 幸子】  * 落ちたのか おとされたのか 火の河に  * 泣き虫は はさんで捨てろ 童うた  * 年老いた ピエロの涙 夢おんな  * ハタラキバチ ふろ・めし・ねるの つま(夫)いずこ  * ねぇあなた 甘えてみたい もう一度  * まぁいいか 独り言して あとまわし  * せつなげに 知らぬが仏 別れうた  【横浜市 森田 祐吉】  * 蝉しぐれ 短い命を 競い合う  < 災害は忘れたころにやってくる >  * 最近は 次から次に 襲い来る  解説:今年の夏は猛暑であり、災害の多い年でした。その状況を表現しました。  * 白杖を 優しくなでて いざ行かん  * 助けられ さりげなく返す 微笑み  解説:外出前の安全祈願、出先での周りの方々からの助けられた時の気持ちを句にしたもの。  ●短歌  【横須賀市 眞田 京子】  * 花びらの 白く優雅に 夜半ひらく 月下美人を カメラに納む  * 盲目の 友は明るく 生き生きと 電話で話す 一人暮らしを  * 幾久に 幼馴染みの 懐かしき 友手作りの 梅干し届く  * 刺激ありて 食わず嫌いの ゴーヤカレー 旬の味とて 娘(こ)が作りたり  * 昼すぎの 小花咲き満つ ランタナに 羽を震わせ 揚羽止まりぬ  ●詩  【藤沢市 狩野 幸子】  『秋のいろ』  小雨そぼふる童謡小路  相合い傘でひとつとや  濡れないように  離れぬように  胸の温もり伝わる程に  落ち葉赤色恋のいろ  夢追いながら回り道  歩いていたいどこまでも ■ウッチャンの落書きストーリー 〜さめねぇの話(改訂版)〜                      横須賀市  内田 知  『さめねぇ』と聞いて、懐かしいと思う神奈川の古い会員さんは少なくないだろう。実際にさめねぇに会った人もいる。だが今 は、「さめねぇって誰?」と思う会員さんがほとんどだろう。そこで今回は、約10年以上前に『落書きストーリー』に書いた さめねぇの話を、加筆修正して紹介させていただく。  世間の差別と偏見と、どう戦っていくか。そんな事ばかりを考えて、肩に力を入れて生活していたウッチャンに、世間の優しさ を、身を持って教えてくれた人の話だ。    ウッチャンがさめねぇに出会ったのは、七沢ライトホーム(現・七沢自立支援ホーム)を退所して一人暮らしを始めた頃だった 。まだ厚木の土地感をあまり掴めていなかったウッチャンは、よくタクシーを利用していた。  白杖を持っているのが珍しいのか、障害者に興味があるのか、運転手はいろいろ聞いてくる。「余計なお世話だ」と怒りたくな る質問もしばしば。だが、ウッチャンは冗談を交えながら適当に答えていた。そんな余裕のウッチャンでも、我慢の限界にきて いた言葉があった。  「私もねぇ、ボランティアってほどじゃないけど、何かお手伝いできることがあれば、と思うことがあるんです。」  このひと言を聞くたびに、その気がないくせに、偉そうなこと言ってんじゃねぇ。と、思っていた。だからいつか、偉そうなこ とを言う運転手を困らせてやると考えていた。そして、ある方法を思いつき、そのチャンスを待っていた。    そんな気持ちでタクシーを利用していたウッチャンの前に現れたのが、タクシードライバーのさめねぇだった。  タクシーに乗り、行き先を告げる。乗ってみて、珍しいなあ、女性ドライバーか。と思っていたら、案の定、「失礼ですけど、 お客さん、まったく見えないんですか?」と、ワンパターンの質問をしてきた。ウッチャンはいつものように適当に答えていた 。そんな会話の中に、視覚障害者の仲間を誘って行けるようなカラオケスナックを探していると話すと、「いい店あるよ。マス ターもいい人だし、紹介しますよ。」と答えが返ってきた。「いいですね、ぜひお願いします。ただ、目が見える人がいっしょ にいてくれると安心できるんですけど。マスターがいい人でも、障害者が何人もやってきたら困るでしょう?」と言った。する と、「よかったら、私がつき合いますよ。」と答えた。  ウッチャンはその言葉を聞き逃さなかった。そして、ウッチャンが待っていた、 あのひと言も聞き逃さなかったのだ。目的地に 近づくタクシーの中でウッチャンは、調子のいいこと言いやがって、降りるときに思い知らせてやる。と、思っていた。タクシ ーが目的地に到着。ドアが開き、「お待ちどおさま。」の声。ウッチャンは、「いくらですか?」と聞きながら、お金を渡さず メモ帳とボールペンを差し出した。「カラオケの件もありますが、何かできることがあれば、とおっしゃっていました。こんな に親切な人に会えるチャンスはめったにないと思ったので、ぜひ連絡先を教えてください。」と言いながら、サァどうする、何 て言ってごまかすか聞いてやるから言ってみろ。と、思っていた。  すると、さめねぇは差し出したメモ帳だけを受け取ると、「ペンはあるからいいよ。会社の事務所のも書いとくね。ただし、友 達だって言ってかけてきてね。お客さんと個人的な付き合いはだめだっていう規則があるからね。」と言いながら、電話番号を 書き始めた。マジかよ、と驚いているウッチャンに、「ハイ、これ。」とメモを手渡した。    こうして、約束通りウッチャンの仲間と、さめねぇのドライバー仲間2名の昼間からのカラオケスナックでのドンチャン騒ぎの 1回目が催された。1回目ということは、2回目、3回目と続いたのである。  こうなると、視覚障害者の入所者たちが月に数回、施設からいなくなる。彼らはどこに行っているんだろう。でもって、いなく なる原因の中心にいるのはウッチャンらしい、と噂が流れ始めた。遊び好きの車いすの連中は、ウッチャンに、「どこに遊びに 行っているんだ?」と問い詰めた。仕方がなく、カラオケスナックに行っている事。店には段差もあり、一番はトイレ問題がネ ックになって誘えなかった。と話すと、本人たちは納得した。  今度は、それをさめねぇに話した。「仕方がないわよねぇ。」の返事が返ってくると思っていたら、「その程度の事で誘わなか ったのか。」と怒られた。車いすの動かし方を、ただ押せばいいと考えている。トイレの大変さもわかっていない。言葉や行動 は乱暴な人なのだが、どこか優しいのだ。  だからさめねぇは、みんなが行ける店を探し出したのである。それは、全国チェーンのカラオケボックスだった。それも、障害 者も使用できるパーティールームがある店だった。総勢20名。その中に健常者は、さめねぇを含め3名。なんと、17人の障 害者の面倒見を3人だけでやってのけたのだ。とは言っても、さめねぇはカラオケボックスの店員たちを巻き込むのを忘れてい なかったのである。    楽しさを知った障害者たちは、施設暮らしの窮屈さを忘れたいと、その店に通うようになった。でもって、その輪の中心にいた のは、いつもさめねぇだった。ウッチャンのアパートでは、土曜日になると外泊許可をもらって遊びに来るライトホームの連中 がいた。それを知ったさめねぇは、時折、ウッチャンたちを誘い出し、顔馴染みの居酒屋やスナックへ行くようになっていた。    ウッチャンたちも通い慣れた、とあるスナックで、さめねぇは一人の常連客に、「こんな時間までボランティアして大変ねぇ。 」「えらいわねぇ。」と声をかけられた。その言葉に、「足手まといの連中を、これだけ連れてりゃ大変に決まってるでしょ。 ただねぇ、私はボランティアしてるつもりはないけどね。」と答えた。「ボランティアじゃないならなんで?」と聞き返された さめねぇは、「みんな、私の友達だからよ。」と返事をした。  その場にいたウッチャンたちは、さめねぇの言葉に驚いた。そして、みんな涙ぐんだ。そりゃ泣くだろう。施設に入って、リハ ビリやら訓練を受けている。我が身には障害がある。障害者と健常者の間には、見えない壁がある。今は施設で暮らしている。 だが施設を出たら、自分に何が待っているのかみんな不安なのだ。さめねぇに対しても、ボランティアで付き合ってくれている と思っている者ばかりだった。そんな障害者を、友達だと言ってくれたのである。「俺たちを、友達だって言ってくれたよな? 」「ああ。言ってくれた。」ウッチャンの返した言葉は震えていた。そんな姿を見て、「あんたたち、なんで泣いてるの?」と 、不思議がるさめねぇの言葉に、みんな泣き笑いになった。  「ちょっとした偶然で、あんたたちと出会った。車いす利用の障害者の介助の仕方も知らない。視覚障害者の誘導の仕方も知ら ない。だから、ボランティアなんてできるワケもない。ボランティアする気もないしね。ただ、あんたたちと遊んでみたいと思 った。それで、付き合ってみたら楽しかった。もっとみんなと楽しい時間を過ごしたいと思った。そのための苦労は、障害者の 世話をするからではなく、自分が楽しい時間を過ごすための苦労なのだと思っているのよ。あんたたちと遊ぶための苦労もまた 楽しい。大体、お酒飲んでカラオケ歌ったりしてるだけだからね。この程度の事で、ボランティアやってるって考えたら、世の 中でボランティアやっている人たちに怒られちゃうわよ。」と、さめねぇは笑って話した。    「こんな人が、世の中にいるんだ。」と、ウッチャンは思った。そして、「いるんだ」と信じた。  なぜって、ウッチャンの前に現実にいるのだから…。 ◆◆◆読者の声(FAX用紙) → FAX **********◆◆◆   あなたの声をお聞かせください。会報誌に関する感想、JRPS   神奈川の活動への要望、悩み事など、内容は問いません。 <広告のページ> ■光学堂 ロービジョンルーム  視覚障害者用福祉機器 / メガネ・特殊メガネ 取扱店  目がご不自由な弱視の方へ  視覚に障害のある方や、見えにくくてお困りの方に  おすすめしたい商品を多数取り揃えております。  一般的にあまり出会う事のない商品を多数展示・販売をしております。  是非、ご相談や情報収集にご来店お待ちしております。  遮光眼鏡(医療用フィルターレンズ)  眩しくて見えにくい方に光の波長をコントロール!  無料で2週間貸出し個別に対応しますご相談実施中  高倍率ルーペ(拡大鏡)  常時、店頭に450種類ご用意 実際に見比べてください。  音声式・触読式時計  時刻を音声でお知らせする音声式腕時計や置時計  指で直接針を触わる事の出来る触読式腕時計  拡大読書器 据置型や携帯型など最新型拡大読書器を店内25台用意  実物のデモ機をご用意!自分の眼に合った見え方、映り方をする使いやすい機種や用途で比べて探して下さい。  プレクストーク(視覚障害者用ポータブルレコーダ)  音声図書館で借りたデイジー図書などの再生や音楽CDを聴く、メモ録!最近はポケットサイズの小型も大人気  タッチボイス(ICタグレコーダ)  触ってわかりにくい物にタグに音声でメモ録!  テルミ..(活字読み上げ装置)  SPコード付の手紙や案内を音声で読み上げます!  電子ルーペ  持ち運べる拡大機能がある簡易機で大変便利です。  音声体重計・音声血圧計  音声で誘導して体重などをお知らせ。  音声機器はいろいろ便利にございます。  単眼鏡 弱視眼鏡 など  光学堂ロービジョンルーム  〒220−0051 横浜市西区中央2丁目6−5 めがねの光学堂内  毎週水曜日定休日 営業時間:am10:00〜pm7:00  完全予約制:ご来店の際は必ずお電話でご予約して下さい。  045−290−0048  詳しくは、http://www.kougakudo.jp/ 検索 光学堂 横浜市 ■アイネットワーク有限会社  アイネットワークは交流会などに参加し、見えにくい、見えない、というかたがたの、ご意見、ご要望をお聞きし、他社に無いもので、新しいモデ ルを開発し、用具を選ぶとき選択の幅が拡がることを目指しています。全て、日常生活用具の、活字文書読上げ装置、読書器の項目で給付を受けら れます。原則1割の自己負担、または、非課税のかたは負担を免除され無料です。 ●活字文書読上げ装置で給付申請できるアイビジョンスピーチオ99,800円  見えないというかたも、音声ガイドを聞きながらの簡単操作で、新聞、雑誌、郵便物などの活字文書を音声で読み上げします。 この項目の給付要件 である、SPコード(音声コード)を、ワンタッチで、解読して読み上げします。  読書器とは別の給付項目ですから、読書器の給付を受けている人も、手帳1級と2級の人は申請できます。 ●読書器で給付申請できるアイビジョンデジタル書見台型 198,000円  2017年4月からの新モデルです。首を前傾して本を見ていると眼圧が上がるというかたが使えるよう、書見台の前で、左右、上下 に動き、手を離  した位置で止まる特長のある構造です。カメラ付き画面に約10インチの高性能タブレットを採用搭載してお り、拡大・縮小・白黒反転表示など、  見えやすい表示で使えます。充電式で、長時間、電源の無い場所で使用可能。 ●読書器で給付申請できるアイビジョンデジタルノート型 208,000円  高性能15.6インチ画面の本体に、カメラとスキャナーと簡単操作アクリル板  が付属、穴に指を入れ、順にタッチする簡単操作で使えるモデルです。  画面を見て使えるだけで無く、活字文書を音声で読み上げもできるモデルです。基準額198,000円から超過の10,000円は自己負担  です。 ●読書器で給付申請できるアイビジョンデジタル(しゃべるテレビ型)198,000円  簡単操作板の穴に指を入れ、タッチする簡単操作で、活字文書を音声で読み上げもできるモデルです。見て使う時の画面に32イ ンチしゃべるテレビ(録再無し)を採用、アンテナの接続で、テレビを視聴できます。 ●読書器で給付申請できるアイビジョンデジタル見る・書く・テレビ画面型 198,000円  小型・軽量の本体で拡大・縮小・白黒 反転表示など。画  面に32インチしゃべるテレビ(録画・再生有り)を採用。テレビを視聴できます。  (書面を読み上げる機能は、無いモデル) ●読書器で給付申請できるアイビジョンデジタル見る・書く・動く型198,000円  見たい書面の上部にカメラが有り、このカメラが前後左右に動く方式なので、書面は動かさず省スペースで使えます。機能拡大 のオプション有り。  読書器と活字文書読上げ装置で、読める世界を拓く アイネットワーク有限会社  NTT電話&FAX 042 - 583 - 7450  ドコモ携帯 080 - 8034 - 1163   または au携帯 080 - 5876 - 6373  s oftbank携帯 090 - 8341 - 5229 へご連絡ください   担当は宮武(みやたけ)です  メール aivision@js7.so-net.ne.jp  〒191-0055 東京都日野市西平山5-23-12  スピーチオ、SPコードは株式会社廣済堂の登録商標です。しゃべるテレビは三菱電機の商品名です。  アイビジョンはアイネットワーク有限会社の登録商標です。官報で、視覚障害者用拡大読書器は、視覚障害者用読書器と改正、 と厚労省から告示さ れましたので、これに従い表記を変更しました。 ■アイネット株式会社  よみあげ機能の付いた拡大読書器  よみあげ名人  価格198,000 円(税込)  日常生活用具として給付実績があります  詳しい給付申請の方法はお問合せください  @読みたいものを読み取り機にセットします  A本体のボタンをおします  B本体の画面に拡大表示して、音声でよみあげます  お問い合せ先  アイネット株式会社 東京らくらくデスク  〒356-0006 埼玉県ふじみ野市霞ヶ丘1-2-12-1605  TEL 049-256-6870 MAIL info@ainet-jp.net ■三菱電機株式会社  MITSUBISHI ELECTRIC  Changes For the Better  仮定から宇宙までエコチェンジ  らく楽アシスト  音声で、あなたをアシスト。  液晶テレビ 「らく楽放送 7:00から8:00「クイズザ25」」  レンジグリル 「あたためガンバリます」  ジャー炊飯器 「18:30に炊きあがります」  ihクッキングヒーター 「調理中はそばを離れないで下さい」  エコキュート 「お風呂の栓はしましたか?」  もっと知りたい方は、  らく楽アシスト 検 索  三菱電機株式会社 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2丁目7番3号(東京ビル)  www.MitsubishiElectric.co.jp/sq/assist/rakuraku/  Twitter https://twitter.com/ME_RakuRaku  ●三菱電機お客さま相談センター 家電品の購入相談・取扱い方法  フリーダイヤル 0120−139−365  ナビダイヤル 0570−088−365  TEL 03−3414−9655  FAX 03−3413−4049  平日 9:00〜19:00  土日祝・弊社休日 9:00〜17:00 (裏表紙) 1971年8月7日 第三種郵便物認可(毎月6回 1の日・6の日発行) 2018年11月17日発行SSKA増刊通巻第9780号 KANAGAWA88 2018 Winter          ■編集後記  見えにくさが進んでしまった人、見えなくなってしまった人、皆さんこれから先の人生に不安が増すばかりだと思います。私も その一人です。しかし与えられた人生を投げ出すことはできません。皆さんが生活する様々な環境の中で、各自の道しるべを探 し求めていると思います。その対象が家族や友人であったり、趣味嗜好なのかもしれません。  そのヒントが今号の「投稿コーナー」に掲載した、横浜市の新名宜枝(にいな・よしえ)さんの、読書との出会いにあるように 思います。視力が低下してゆく中、読書により想像力が養われ、見たこともない世界や体験したことのない世界に出会え、前向 きに豊かな人生を送っていることが紹介されています。また、連載「読書の薦め」の執筆者、ウッチャンが毎週月曜日に神奈川 MLで配信している「読書すべし!」で紹介している本も多読されているとの事でした。(佐藤)  ■JRPS神奈川会報は3形式でお届けしています。  変更を希望される方は、下記連絡先までご連絡下さい。  1)墨字版:印刷物、大きめのゴシック体の文字   2)デイジー版:デイジー形式の録音CD  3)メール版:テキストメール 神奈川県網膜色素変性症協会(JRPS神奈川)連絡先 ・事務局  溝田 隆之      〒237-0067 横須賀市鷹取**********       TEL・FAX:********** ・会長  阿部 直之         〒213−0011 川崎市高津区久本**********      TEL:**********(携帯18時以降)      E-mail:********** ・編集  JRPS神奈川編集部      E-mail:**********        発行人 特定非営利活動法人障害者団体定期刊行物協会 〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-1-17           ヴェルドゥーラ祖師谷102号室 http://www.rp-k.com 定価 200円 (おわり)