●定期総会・医療講演会開催のご案内

会長 佐々木 裕二 

 この会報誌がお手元に届くころは、もう初夏の陽気かと思います。
 今年度はいくつかの臨床試験や治験が始まる予定ですが、網膜色素変性症の治療も、はやく雪解け、春の息吹を感じられるようになって欲しいと心から願うものです。
 定期総会と医療講演会を開催致します。皆様の元気なお声をお聞かせ下さい。また、私たちの熱い想いを先生に伝えましょう! 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

・開催日:平成30年6月10日(日)
・会場:新川崎・創造の杜 K2(ケイスクエア)ハウス1階会議室
     川崎市幸区新川崎7−1
・アクセス:
 1)JR新川崎駅(横須賀線・湘南新宿ライン〈注〉快速は止まりません)
   下車徒歩10分。駅から点字ブロックが敷設されています。
 2)川崎駅西口・新川崎駅より市営バスにて杉山神社前下車徒歩2分
 3)公営駐車場あり (1時間300円)
・案内:新川崎駅改札に赤十字誘導ボランティアを配置します。
     時間 9時40分〜11時、12時30分〜13時30分
・その他:昼食はお弁当の持ち込みができます。(ゴミはお持ち帰りください)
・会場で以下の福祉機器などを展示します。
     (ルーペ、遮光メガネ、拡大読書器、パソコン関連機器)


●第一部 第23回定期総会
・開場:10時  開会:10時30分
     (議案書をご持参ください。)

●第二部 医療講演会
・開場:13時  開会:13時30分
・講師:東京大学大学院医学系研究科特任教授 渡辺 すみ子先生
  渡邊先生の顔写真です
・演題:網膜色素変性症の治療戦略の開発に挑む
・入場料:JRPS会員 無料
      非会員 500円(介助者は無料です)

〜渡辺すみ子先生からのメッセージ〜
 こんにちは。
 今回は、皆様に私たちの研究についてお話をさせていただく機会をいただき、ありがとうございました。私たちは、網膜色素変性症がどのように起こるのか、この分子機構を明らかにし、治療戦略を立て、創薬につなげるぞ、という意気込みで研究を始めました。 
 この決意の背景には、ヒトのiPSを実験系として多数利用しているということがあります。マウスではなく、ヒトの網膜様組織を作って研究を行えるという利点を生かす時が今こそきた、と考えたことによります。
 網膜色素変性症の原因となる遺伝子変異は多数あるけれど、そこに共通点があるか? それぞれ異なる機構によって起こるのか? 加齢と発症の関係にはどのような機構があるのか? 遺伝子治療としてどのような戦略があるか? こうした様々な面からこの課題に取り組み、沢山の糸口を見つけて、一刻も早く良い成果をお届けしたいと努力しています。
 簡単ではない課題ですが、皆様とお話をし、接する機会こそが私たちの研究推進の原動力となることは間違いなく、皆様にお会いできるのを心より楽しみにしております。


【渡辺すみ子先生の略歴】
◆現職:東京大学医科学研究所再生基礎医科学研究部門・東京大学大学院医学系研究科     特任教授
・韓国順天卿大学メディバイオ科学研究所、Adjunct Professor(客員教授)
(学位)1995年 東京大学医学博士

◆学歴
1987年3月   慶應義塾大学文学部卒業
1987〜8年3月 東京大学工学部精密機械工学科・研究員
1988年4月   東京大学医学系研究科大学院修士課程入学
1990年3月   東京大学医学系研究科
大学院同上終了
1990年4月   東京大学医学系研究科
     大学院第2基礎医学博士課程進学
1991年9月   東京大学医学系大学院
同上 中退

◆職歴・研究歴
1991年:米国カリフォルニア州DNAX研究所 客員研究員
1991年10月〜:東京大学医科学研究所
    分子生物学研究部(新井賢一教授)教務職員
1993年:米国カリフォルニア州DNAX研究所 客員研究員
1995年:東京大学医科学研究所基礎医科学大部門染色体制御分野
(新井賢一教授)助手
2001年:同上 助教授
2005年:東京大学医科学研究所再生基礎医科学寄付研究部門 特任教授


 **この医療講演会は「NHK歳末たすけあい」の配分金により開催します。